社会情報学研究室

広島大学大学院工学研究科
社会情報学研究室(西崎・林田・関崎研究室)


in English

研究室内限定

    研究分野 RESEARCH FIELD

    意思決定手法に関する研究(多基準意思決定・集団意思決定・ファジィ理論など)

      当研究室では,複数の評価基準を持つ複雑な意思決定問題に当面する単一あるいは複数の意思決定者が,自己の問題の捉え方に適合した合理的な決定を行うための数学的な方法論のみならず,使いやすいグラフィカルインターフェースをもつソフトウェアを開発しており,現実の意思決定問題への適用を試みています. 現実社会には,利害関係の競合する複数の意思決定者による集団意思決定問題や,あいまいさを含む意思決定問題などの定量評価の難しい意思決定問題が多数存在するため,これらの複雑な現実問題への適用も試みています.

    人工社会

      現実社会の人間やロボット,あるいは国家などを構成要素とするコンピュータ上の仮想的な社会を人工社会と呼びます.個々の構成要素はエージェントと呼ばれ,比較的単純な行動ルールに基づいて自ら判断し,他のエージェントと取引や文化の伝播,戦争などを行います.このような多数のエージェントが相互にコミュニケーションを行った結果引き起こされる現象を分析することによって,現実の経済現象や集団における協調関係の形成過程,国家の勢力拡大と衰退のメカニズムなどを明らかにすることができます.

      当研究室では,人工社会モデルにおけるシミュレーションを応用することによって,主に社会規範の検証や社会的現象を分析,さらに社会システムの設計に関する研究を行っています.

    ゲーム理論・ネットワーク形成

      当研究室では,現実社会で数多く見受けられる多目的状況,あいまい環境,競合性や協調性,階層性を考慮した複数の意思決定者のいる意思決定問題をゲームとして定式化し,新たな分析手法や解概念を提案するとともにその計算方法に関する研究を進めています.また,さまざまな意思決定状況を想定した最適化手法を開発し,それらを有機的に組合せた統合的な支援システムの構築を目指しています.

    機械学習

    電力市場やスマートグリッドへの応用

      自由化が進行している電力市場では経済主体間の自由な競争が行われますが,電力システムは極めて重要なインフラであり,自由競争により生じ得る問題を排除し,信頼性を維持しつつ経済的な効率を追求する必要があります.経済主体は自己の利益のみを追求して行動しますが,経済主体の利己的な行動の結果どのような現象が生じ,電力システムにどのような影響を及ぼすかを分析し,法的規制等へ提言を行うことが重要になります.また,不確実環境下において合理的な意思決定を追求し,システム全体の効率性を向上することもまた重要です.

      当研究室では,シミュレーション技術やゲーム理論,意思決定の応用として,これら電力システムに対する研究を行っています.





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